家族も、子育ても、生き方も、それぞれで良い

根深い”理想の子育て”

みなさん、こんにちは!
七夕の今日、願うことや想うことはいろいろありますが、
やっぱり1人の母としては、子どもたちの未来のことを想ったりすることが多っかたり!

子育てしていると、
「○歳までに〇〇すべき」とか
「〇〇は○歳までに決まる」とか
そんな育児書や報道を目にすることも多く、
それを見て
「よっしゃ!やったるで!」となる人もいれば
「どうしよう、全然できていない。。」となる人もいて、
とらわれることなく、割り切ってしまえればいいけど、
自分を責めてしまう人も多いのだろうなと感じることもしばしば。

そしてやっぱりどこかで
「理想の子育てってこんな感じだよね」とか
「母親たるもの、〇〇すべき」などがはびこり、
少しでも枠からはみ出したりすると
冷ややかな目で見られたり、
時には誹謗中傷されたりすることも。。

”子育てって正解はない”
”みんな違ってみんないい”
と言われるようになった昨今でも、
まだまだ根深く残っていステレオタイプや
理想像を掲げてしまう傾向は残っておりますな。。
 

ふと家庭から目を離し、社会に目を向けてみても

でもこれって子育てに限らず、
いろんな場面で見られますよね??

職場で「○歳だし、そろそろ結婚しないとね」、
親戚の集まりで「子どもは早目につくったほうがいいよ」、
街角で「男/女なんだから、もっと〇〇しないと」、
学校で「中学生/高校生らしく〇〇するように」、

発言されている方は全く悪気がないこともありますし(なお根深い!)、
そのご本人もそんな経験をされて育ってきたのかもしれないのですが、
気づかないところでモヤっとしたり、傷ついている人がいるのだなと感じるこの頃。

最近だと、
夫婦別姓で「夫婦は同じ姓を名乗るべき」
同性愛婚で「生産性がない」「家族をしっかりとすることが大事」
と声高らかに発言する方もいらっしゃるし、
中絶同意書は男性の同意が必要で、
パートナーが逃げてしまい泣くなく出産・遺棄するしかなかった女性は罪に問われる。。

そもそも、人の生き方だって、子育てのやり方だって、家族の形だって、
パターン化して決められるものではないのに、
何かと制約をかけたり、固定概念で決めつけられることが多いなと、
窮屈に感じることが、悲しいかな多い。。

選択肢があるといいよね

なんて、いろいろ考えさせられることは多いですが、
絵本をつくるときにも
子どもたちの未来を想う七夕にも
願うことは、大きく変わらず、
『選択肢があるといいよね』
ということ

誰かに決めつけられたり、
それしか道がないのではなく、
自分の中に
「こんなやり方もあるし、ああいった考え方もあるな」
と感じられて、
「じゃ自分ならどんな選択をするか」
って決められる、
そんな世界はすごく良いなと感じています


ママだって自分を犠牲にしなくていい
自分の好きなことをやったりチャレンジしてもいい

そもそも結婚や出産だって
その人がしたいと思えばすればいいし、
そうじゃない生き方を選んで好きなことに生きたっていい

マイノリティや社会的に弱い立場にいる方たちが
自分を押し殺して生きて行くのではなく、
選択肢をきちんと持って、生きていける世界の方が絶対にいい

七夕と選挙の間で、そんなことを考えておりましたとさ

そんな中スーパーで見つけた短冊にお子さまがこんなことを書いていましたよ♡
『かっこいいカマキリになれますように』

それでは、楽しい七夕を☆ミ